教育の成果を高める2つの要因とは何か?

私たちはみな、フィードバックをくれる人を必要としています。We all need people who will give us feedback.(ビル・ゲイツ)

 

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学生の成果を高める2つの要因

ビル・ゲイツは、教師の質を上げるためのMET(Measures of Effective Teaching)というプロジェクトを手がけています。教育の現場で、高い効果を引き出せる教師の資質は明らかになっていませんでしたが、METのデータの検証に関わったハーバード大学のロン・ファーガソンが2つの要因を見つけました。

一つめは、研究者が「勉強圧力」(アカデミック・プレス)と呼ぶもので、教師が学生に対して勉学に励むよう発破をかける度合いです。教師が学生のがんばりや教材への真剣な取り組みをどれだけ後押しするかが鍵になります。

ニつめの要因は「勉強支援」(アカデミック・サポート)と呼ばれるもので、学生にモチベーションを感じさせる度合いです。この第2の要因は学生が自分との関連性を感じられるかどうか、学生と教師の間の個人的つながりの感覚がポイントになります。

具体的には、高い成果を上げる教師は学生に学業への関与を促し、対象の意味を理解するよう努力させる。つまり、優秀な教育者は学生を、頭を働かせる「活動」としての学習に深く関与させるのである。また、優秀な教師はモチベーションと支援を与える。学生が学習に意味を見いだす手助けをし、自主性と自分に関連性があるという感覚を与える。(アーリック・ボーザー)

ノーベル物理学賞受賞者のカール・ワイマンは、教師を「認知力のコーチ」と考えるべきだと主張しています。ワイマンは「教師」という言葉が、単に情報を伝授する人だと思われすぎているのが問題だと考えていたのです。教師はただ教えるだけの一方通行の存在では、効果を出せないのです。

 

自分をサポートしてくれる教師を見つけよう!

思考が求められる主要要素にテーマを分割して学習する手助けをし、そのうえで学生に思考を実践させるべきだ。教育者は学生に対して「思考という難しい作業をやりとげるために」ベストを尽くす動機づけも行うべきだ。(カール・ワイマン)

カール・ワイマンは「成長を助けてくれる教育者を求めよ」とも述べています。私たちは他者の手助けによって、様々なことを理解できるようになります。

学習しているときには、成長を支えてくれる人が重要です。METの研究でも、学生自身が有能な教育者を鋭く見きわめていることがわかりました。あなたが優秀な教師を求めているのなら、評判を確認するとよいと言います。その先生は学生を鍛えてくれるか?説明が明快か?その先生の授業から学んだものは多いか?などを確認するのです。

優秀な教師に出会い、彼らに励ましてもらうことで、結果を残せるようになります。「勉強支援」(アカデミック・サポート)のできる教師を見つけ、彼らに「勉強圧力」(アカデミック・プレス)をもらうことで、学習を続けられます。教師の的確な動機付けとフィードバックによって、私たちは成功を手に入れられるのです。

まとめ

学生が結果を残したければ、優秀な教師を探すことが大切であることがわかりました。優秀な教師はモチベーションと支援を学生に与えてくれます。的確なサポートとモチベーションを高めてくれる教師を見つけ、努力を重ねることで、結果を出せるようになるのです。「勉強圧力」(アカデミック・プレス)と「勉強支援」(アカデミック・サポート)の両方を与えてくれる教師を見つけましょう!

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