ビル・パーキンスのDIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルールの書評

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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
著者:ビル・パーキンス
出版社:ダイヤモンド社

本書の要約

金を無駄にするのを恐れて、やりたいことを先延ばしにするのはやめましょう。そのときにしかできない体験にお金を使い、後悔しない人生を送るのです。自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことで、より豊かな人生を送れるようになります。

お金を残さずに死ぬDIE WITH ZEROとは?

今しかできないことに金を使う。(ビル・パーキンス)

死ぬ時に後悔しないために、著者のビル・パーキンスは生きているうちに、貯めたお金を全て使い切るべきだと言います。人は歳をとると歩けなくなり、外に出るのが億劫になります。80代になるとお金の使い道も限られ、何かをするには手遅れになります。スポーツでも旅でもやりたいことは、できるだけ若いうちにやるべきです。お金を理由にして、夢を先延ばしにするのはやめましょう。

私たちは限られた時間(寿命)のなかで、最大限に命を燃やす方法を考えなければなりません。その時にしかできない体験にお金を使い、後悔しない人生を送るのです。自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまずお金を使うことで、より豊かな人生を送れるようになります。

夢を追い求めることを諦め、安定した退屈な仕事に落ちつこうとしている25歳や、たっぷりと貯金があるのに長時間労働を続ける60歳に。誰かが人生を無駄にして、今を生きることを先送りにしているのを見るのが嫌なのだ。

大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことです。人生で一番大切なのはよい思い出をつくることだと考え、私は13年前にお酒をやめ、子供と遊ぶ時間を増やしました。40代からの人生はそれ以前より、はるかに幸せな時間になりました。家族と過ごした思い出が、「記憶という配当」になり、私の人生に輝きを与えてくれたのです。

記憶という配当を得る方法

私が言いたいのは、現代の社会では、勤勉に働き、喜びを先送りすることを美徳とする、アリ的な生き方の価値が持ちあげられすぎているということだ。その結果、キリギリス的な生き方の価値が軽視されすぎている。つまり、キリギリスはもう少し節約すべきだし、アリはもう少し今を楽しむべきなのだ。経験は私たちに、尽きることのない「記憶の配当」を与えてくれる。

人生は経験の合計で、何もしないことがリスクになります。お金を貯めるより、経験に投資する方が価値があることなのです。私たちは様々な経験を重ねることで、よい記憶を貯金できるようになります。体験という記憶を福利で運用することで、未来の時間をよい記憶で埋め尽くせます。配当が増えれば増えるほど、人生から後悔を減らせるのです。亡くなる時にたくさんのお金を残すより、経験を豊かにした方がはるかに幸せなだと著者は指摘します。

私も著者のこの考え方にとても共感を覚えます。大学の時に大きな借金をして、私はアメリカ一周の貧乏旅行に行きましたが、その時のことを思い出すたびに幸せな気持ちになれます。20代、30代は香港とイタリアにはまり、何度もその地を訪れました。

40代になってからは、できるだけ海外での時間を増やすと決め、ドバイ、シンガポール、インドネシア、エストニア、ベトナム、香港などでの体験に時間とお金を投資しました。その体験が今の私の血となり、肉となり、今のビジネスによい影響を与えてくれています。本と旅にお金を使ったことで、私の人生はより豊かなものになったのです。

だが残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎている。手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただ金を節約する。人生が無限に続くかのような気持ちで。

多くの人は「良い仕事に就き、膨大な時間を捧げて働き、60代から70代に引退して、そのあとで人生の黄金期を過ごす」という常識に縛られています。体力や気力があるうちに、人生を充実させる経験に時間を使うようにすべきです。

死ぬまでに使い切ることのない金を貯めることばかりに労力を注ぐのではなく、今すぐ人生を最大限に楽しみましょう。一生の思い出になるようなことに時間とお金を使うことが、あなたに幸せを運んできてくれます。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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