仕事でも何でも、やる気が激減していく時は、無理はしない。スパッと活動を中止する。やる気ガソリンがからっぽなのに、アクセルをガンガン踏んでも仕方ないからだ。考えが煮詰まった時も同様である。そういう状況の時は、「やーめた」と足早にその場所を離れるのが私流だ。一刻も早く、別世界に逃避するのだ。”居場所”を変えるのである。(八坂裕子)
やる気がなくなるのは、人間であれば、多かれ少なかれあることだと思います。
その時の対処法も人によって、異なると思いますが
気分が乗らない時には、さっさと気分転換をするのが良いかもしれません。
お金をかけずに贅沢に暮らす(八坂裕子著)は、良い時間を過ごすメッソドが
数多く紹介されていますが、彼女の気分転換の潔さは、気持ちが良いですね。
ダメだと思ったら、一旦アクションを中止して、別のことをしてみるのです。
「やる気ガソリンがからっぽなのに、アクセルをガンガン踏んでも仕方ない」と言う
八坂氏の言葉は、小気味がよく、覚えておきたい一言です。
私の場合、気分転換をするときには、散歩を選択します。
大股で早歩きで歩いているうちに、気分をアップでき
嫌なこともすぐに忘れられるからです。
公園の花や緑を見ながら深呼吸をすれば
エネルギーをあっという間にチャージできます。
街の景色からヒントをもらえるなど
歩くことで脳が刺激され、ひらめきをもらえたりもします。
やる気が湧かないのは、場所との関係や習慣や思い込みからくるものかもしれないので、自分が立っている場所を移し、視界を変え、吸う空気を変える。定位置が疲れを呼び込むなら、新位置へ向かう。映画館。劇場。書店。フラワーショップ。レストラン。美術館。展覧会会場。どこでもいい。私は、自分が受け身でいられる空間に立つのだ。
自分が立っている場所を変えることが大事だと八坂氏は言いますが
散歩が最も手軽な気分転換だと思います。
自分の視点を変えてみるのも手ですよね!
大型書店に出かけて、売り場を上から順にチェックすると
今まで気づかなかった著者の本に出会えます。
表紙やタイトルで気になった本があったら
どんどん買ってみるのも手ですよね。
そんな直感を信じて買った本を読み始めれば
きっと何か新しいことが起こるはずです。
著者の何気ない言葉があなたの気もちを高めてくれるはずです。
わざわざ出かけた映画や芝居がつまらなくても、それはそれ。美術館の展示品に感動しなくても、OKだ。途中で「何てくだらない」と感じて、出てしまっても問題にしない。目的は”居場所”替えにあるからだ。やる気を失い、別世界に入り込む。すると、ジリッジリッと違和感が発生する。それでも別世界に居つづけると、さらに違和感は繁殖する。気持ち悪い。危ない。帰ろう。いつもの場所へ帰ろう。
この割り切り感が、とても気持ちがよいですね。!
目的は居場所を変えて、気持ちを切り変えることだと
事前に決めておけばよいのです。
やる気が元どおりになったなら
すぐに、自分の居場所に戻ればよいだけなのです。
photo credit: Photoshop Project One via photopin (license)
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