カリフォルニア大学のロバート・エモンズ教授の研究によると
人は感謝することで幸せになり、物事をうまく処理できるようになるそうです。
感謝は、人間にとって、最も重要な営みです。
感謝することで、人は幸せを感じられるようになるのです。
多くの著者が、感謝の素晴らしさについて語っています。
ハーバードで教鞭をとるリック・ハンソンもその一人で
脳を鍛えてブッダになる52の方法の中で感謝について書いています。
私たちは見返りなしに何か良いものをもらうと感謝したいという気持ちになります。ですから、感謝する機会を探すこと、感謝する癖をつけることはもらった物に気づき、それを楽しむための大変良い方法です。感謝するというのは、困難や損失や不公平から目をそらすという意味ではありません。あなたがもらった物にも注意を払うという意味です。特に日常生活でのちょっとしたもらい物に注意を払います。そうすることで、良い物が自分に与えられ、他の人たちから支えられ、満たされているという感覚が高まって、心安らかになります。開かれた心が、開かれた手に向かっていく、そんな感覚です。
感謝する機会を探すと、満ち足りた気分になれます。
物だけでなく、上司のアドバイスや仲間の笑顔も
感謝の対象にすると良いことが起こります。
上司のアドバイスで良いアイデアが浮かんだり
仲間の笑顔で元気になれたら、すぐに「ありがとう!」と伝えてみましょう。
あるいは、恥ずかしければ、心の中で、感謝の言葉を伝えるだけでも大丈夫です。
相手への感謝の言葉を思い浮かべるだけで、心が落ち着かせられます。
また、夜眠る前に出会った人のことを思い出して、感謝すると、
リラックスしてぐっすり眠れるようになります。
私は翌朝も前日の良かったことを思い出して
感謝日記を書くようにしています。
これで1日を気分良くスタートできるようになります。
感謝することを癖にすると、気持ちおハッピーに保てます。
そのためには、最初は意味もなく、「ありがとう!」と言うのありです。
ロンダ・バーンのザ・マジックには、歩きながら
「ありがとう!」を言うトレーニングもあり、私も半年前に実践していました。
これで「ありがとう!」を習慣化できるようになったのです。
脳は「ありがとう!」と何気なく言うことで、感謝の対象を探すようになります。
身の回りの当たり前の物を見つけ、自分が多くの物を所有していることに気づき
満足感を得られるようになるのです。
日常的に感謝をすることで、いつでも満足できれば、脳はハッピーな状態を保てます。
今日、神様はあなたに86400秒の贈り物を与えてくれました。あなたはその一秒間でも『ありがとう』と感謝して、使いましたか?(ウィリアム・A・ワード)
このウィリアム・A・ワードの言葉を読むたびに
私は1日(86400秒)をもっともっと大事にしようと思えるのです。
私たちは今日生きていることにも感謝できるのです。
「ありがとう!」を口癖にすることによって
私たちは、自分が恵まれた存在であること
満ち足りた存在であることを確認できます。
感謝はやはり幸せの入り口のようです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
photo credit: Shari’s Berries from Amy! via photopin (license)
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