ジュリア・キャメロンの「ずっとやりたかったことを、やりなさい」の書評2 差恥心という足枷を外す勇気を持とう!

ブログを書き始めてから、今日で954日になりました。
今では毎日ブログを更新できるようになりましたが
はじめた当初は情報発信するのに、とても勇気がいりました。
自分などが、偉そうにブログで情報発信をしてもよいのだろうか?
実名でブログを書くことにも、恥ずかしさと言うハードルがありました。
誰もが一度はこの壁で悩むのではないでしょうか?

しかし、勇気を出して、仲間と一緒にUSTREAMで情報発信をはじめたおかげで
私の人生はポジティブかつクリエイティブなものに変わりました。

羞恥心を捨てることで、見える景色が変わりはじめたのです。

そして、そこから2年前に運良く書籍の出版のチャンスをいただけました。
また、出版を契機に毎日このブログを更新することによって
執筆やセミナーなどいろいろな方からお声掛けいただけるようになりました。
一つのちょっとした情報発信から、次々と新しいドアが開いたのです。

ジュリア・キャメロンの書籍ずっとやりたかったことを、やりなさい。
今朝ほどのブログで少しご紹介しましたが
この本に書かれている差恥心という足枷を外す勇気を持とう! というメッセージが
とても私の心に響きました。

一歩を踏み出し、創造力を持って自分を表現することで本当に人生は変わります。
勇気を持って、自分の価値を発信することで
自分の世界をあっという間に変えることができるのです!
私の場合は、ブログや情報発信をきっかけに
どんどん人に出会えるようになり、自分のネットワークが大きくなりました。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。には
創造性を回復する心構えについて、下記(引用太字)のように書かれています。

自分にとっても、他人にとっても、自分がかっこ悪く見えることが何度もあるだろう。だが、恥をかきたくはない、かっこよく見られたいという欲求は捨てなければならない。創造性を回復する道の途中で、いつもスマートでいることなど不可能だ。創造性を回復するには、喜んで下手なアーティストにならなければならない。初心者であることを自分に許そう。いさぎよく下手なアーティストになることで、あなたは時間をかけて、よいアーティストになれるチャンスをつかむのである。ワークショップでこの話をすると、即座に皮肉な答えが返ってくる。「でも、やっとまともな作品を『演じる』『書く』『描く』ことができるころ、私は何歳になっていると思います?」その気持ちはよくわかる。だが、作品を生み出せるようになろうがなるまいが、同じように年を取る。さあ、さっそく、はじめよう。

クリエイティブになるためには
まずは、自分の中にある羞恥心を捨てることが
ポイントになってきます。
誰もが最初は初心者であることを忘れなければ
いつからでも、何歳であっても、勇気さえあればアクションを起こせるのです。
私の文章は今でもあまりうまくありませんが、
書き始め、それを継続することによって
多くの人に見つけて貰えるようになりました。

下手だと言って、もしはじめなければ、今の自分はなかったのですから
書くことにチャレンジしたことが、私の人生のターニングポイントになったのです。

何もせずに、無為に今までと同じように年を重ねるか?
それとも羞恥心を捨て、勇気を持って自分の価値を表現するのか?を
ただ、決めればよいだけの話です。
先ほども書いたように私はこのブログのおかげで人生を変えることができました。

ずっとやりたかったことを、やりなさいには、
他にもいくつかの人生のアドバイスが書かれています。
これらの言い訳リストにサヨナラをいえれば、
人生は相当クリエイティブに変わりそうです。
以下リストをあげますので、ぜひ、チェックください。
◎「遅すぎる」と自分自身に言うのをやめる。
◎お金が充分にたまるまで、自分が本当にしたいことをするのを待つのをやめる
◎より創造的な人生を求めるたびに、
「単なるエゴさ」と自分自身に言い聞かせるのをやめる。
◎「夢は取るに足らないものだ。それはしょせん夢でしかない。
お前はもっと良識をもつべきだ」と自分自身に言うのをやめる。
◎家族や友人に、頭がおかしくなったと思われるのではないかと恐れるのをやめる。
◎「創造はぜいたくであり、すでにあるものに感謝すべきだ」と
自分自身に言うのをやめる
自分の中にクリエイティブなアーティストが住んでいることを認め
下手でもよいので、まずはアクションを起こすことだと思います。

ジュリア・キャメロンずっとやりたかったことを、やりなさいには
良い習慣を見つけるためのメッソドも紹介されています。
この悪い習慣への質問を参考にするとよいでしょう。
例えば、悪い習慣を書き出して
良い習慣を置き換えてみるとよいかもしれません。

自分の習慣を見てみよう。その多くは、自分を育てることを妨げ、羞恥の原因になっているかもしれない。なかには、自己破壊的な習慣もあるだろう。好きでもないテレビ番組をだらだら見る習慣がないだろうか?退屈な友人とたむろし、暇つぶしをしていないか?飲みすぎ、喫煙、書く代わりに食べるなど、歴然としているくだらない習慣を三つあげよう。それらを続けていて、どんなプラスがあるのだろう?もっと微妙でくだらない習慣もある。

私も断酒するときに、この作業で多くの習慣を変えてみました。
夜型→朝型
飲み会→朝活、勉強会
愚痴を言う→執筆
会社中心→外部のコミュニティ(ソーシャルおじさん)
と言った感じに置き換えてみました。

悪い習慣をやめて、良い習慣に置き換えたい方にも
ずっとやりたかったことを、やりなさいはおすすめの一冊です。

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キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)

 
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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