一番最初に思い出してもらうコンサルタントになる方法。

私たちコンサルタントができるのは、専門性によって、プロジェクトで問題解決をして、フィーをいただくということだけではありません。私の持っているもののなかには、人とのネットワークや個人的な趣味の知見など、いろいろなものがある。本当にクライアントに献身するためには、自分の持てるものを全部使うことが求められていると思います。(岸田雅裕)

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photo credit: BredaDanceMusic Next Feel The Sound via photopin (license)

岸田雅裕氏のコンサルティングの極意:論理や分析を超える「10の力」
冒頭の言葉に共感を覚えました。
コンサルタントとしてクライアントの課題解決に
全力を尽くすのは当たり前ですが
大切なクライアントを喜ばせるためには
自分の知識や体験を相手のために全て使うぐらいの意気込みが重要になります。

私は自分のため、そしてクライアントのためにこのブログを書いています。
月に1、2回直接会って話すだけではなく
書評記事を書くことで、今私が注目していることを
クライアントの皆さんに知ってもらえます。
この本はAさんが悩んでいることに役立ちそうだとか
この事例はBさんの会社に使えるなと思うとブログに書くようにしています。

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私の広告会社時代の先輩は人脈のハブと言われる存在で
多くのクライアントに人を紹介することで貢献していました。
たとえ、それが自分の仕事に直接結びつかなくても
絶えずクライアントのことを考えて、動いていたのです。
この紹介を通じて、WinーWinの関係をつくり
クライアントを喜ばせることで、新たな仕事を生み出していたのです。
私は30代の時にそれを真似することにして
人脈のハブになることを決めたのです。

相手の課題や強みを理解することで、より良い出会いをデザインできるようになり
ネットワークを徐々に大きくできます。
人脈が豊富になると面白い出会いが次々に生まれます。
この結果、ますます良い人脈がつくれるようになるのです。
また、人脈のハブになることで、クライアントに思い出してもらえるようになります。
面白い人を知っている、顔が広いということもコンサルタントの武器になるのです。

クライアントに一番最初に思い出してもらうことが重要だと
岸田雅裕氏は本書で指摘しています。
課題を解決するためのソリューション力は当然ですが
クライアントの役立つことをいつも意識し
自分の知識や経験を増やすことに時間を使わないと
いつの間にかクライアントから声がかからなくなります。

本を読んだり、映画を見るだけでなく、流行りの店をチェックしたり
若い友人や異業種の仲間を持つことも、コンサルタントには求められています。
自分のクライアントを喜ばすための武器をいくつも用意したいものです。
そのために自分の時間とお金を様々なものに投資して
自分をワクワクな存在に変えていきたいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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