アルバート・エリスの現実は厳しい でも幸せにはなれるの書評

習慣化

人は難しい問題が生じると、必要以上に動揺したり不安定になったりしてしまいます。しかし、人は創造的に、また目的に向かって、どの情緒や行動を選んだらいいか、その対応の仕方を知っています。そして、たとえ不適当なことをしたとしても、それをよく考え、立て直し、より幸福になるようにもっていける力があります。(アルバート・エリス)


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論理療法を活用し、嫌な自分を捨て、幸せになろう!

人は不安定な状態になると感情が乱れ、どうしようもしない行動を取り、自滅することが多いとアメリカの臨床心理学者のアルバート・エリスは指摘します。しかし、当たり前ですが、私たちの行動によって、よい結果を得られることもあれば、悪いことが起こります。ですから、悪い結果が出ても、あまり悲観的にならないほうがよいのです。

エリス現実は厳しい でも幸せにはなれるの中で、論理療法によって人は幸せになれると述べています。自分の思考と行動を変えることで、簡単に不幸から抜け出せるのです。

一つの悪い『行動』のために、『自分自身』を総体で悪いと全面ダメ評価をするのはおかしいのです。自分を責めることをやめると、憂うつと不安がなくなるのです。

論理療法とは、著者のアルバート・エリスが生み出したメソッドです。人の悩みというものは、出来事そのものから生み出されるわけではなく、その人の受け取り方によって変わってしまうものなのです。出来事と結果との間に非論理的な固定観念や信念、変な思い込みが入ることで、悪い結果が生み出されます。出来事に対しての考え方を客観的に修正すれば、結果を改善できるのです

あなたが様々な情緒的な問題にとらわれるのは、それを「自分で」選択しているからだということを知ることです。困ったことですが、反面、実は、これは幸運なことです。確かに、あなたの遺伝や育ちは、あなたがそうすることを促進させたかもしれません。でも、あなたは自分で選択しているのですから、逆に「自分で」自分の神経症的な傾向を今すぐにやめて、それを弱めることを選択することができるのです。

変な解釈をして、自分を追い詰めてしまえば、問題が生じますし、人間関係も悪化します。しかし、著者の論理療法を活用すれば、落ち込まずに自分の気持ちを改善できます。

自分に対する「~ねばならぬ」という要求を、「~のほうがよい」という好みへと変えるだけで、気分は楽になります。実際どんなにひどい、不都合で、不公平なことであっても、耐えられないことなど決してないと考えてみましょう。どんな失敗や逆境に遭遇しても、幸せな人生をつくりだす能力が自分にはあるとまずは信じてみるのです。

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自分の悲観傾向に反論しよう!

私達人間は、先天的に建設的なのです!あなたを含め、私達はみな、積極的、自発的に、人生における問題を解決しようと努力しています。あなたは困難にぶつかっても、それらを解決してきました。そうでなければ、あなたはとうの昔に死んでしまっているはずです。それもかなり幼いうちに!人は食べたり、飲んだり、歩いたり、といった肉体的な問題に直面した時にだけ、建設的な行動をとるのではありません。精神的、情緒的にも創造的なのです。不安、憂うつ、怒りを感じた時、これらの感情に気づき、「よい」か「悪い」か評価し、悪いものはそれを「よい」ものに変えようと、ベストを尽くします。これは、生き延びること、そして十分に幸せでいることが、人の基本的な目標だからです。肉体的あるいは精神的な不快、苦しみや不幸を経験している時は、それについて考え、それを自分でなんとかなくそうとします。それが、人の創造的な本性です。この本性を大いに利用しましょう!

自分が悲観的になりやすいなら、それに反論を試みます。私たち人間は創造的で強い存在なのです。戦争や諍いがあっても、祖先が生き残ってきたことを思い出し、自分も大丈夫だと捉えればよいのです。たとえ、ひどい状況に陥ったとしても、「完全に、あるいは100%悪い事態なんてまずありえない」と考え、自分を励ましてみましょう。

どんなに状態が悪くても、自分がついていなかったと考えてみるのもよいでしょう。このついてない状況をなんとか変えてみるのです。残りの人生の中で、まだまだ楽しいことはたくさんあります。今が人生の終わりだというバカバカしいアイデアを捨て、自分の明るい未来を信じて、非合理的な考え方に反論すると結果が変わります。

非合理的考えに対して自分で反論することは、論理療法の中でも最も重要で、かつ、非常に役立つ手法です。これによりあなたは、周りの人や状況によって不幸にさせられることがほとんどないということを、素直に認めることができるようになります。そして、不運にも生じてしまった「出来事」や「逆境」について、苦しむか、苦しまないか、自分で選べるようになります。あなたは論理的に自分に、反論することで、自分をみじめな気分にすることを断固として拒否することができるのです 。

自分のダメな思考に反論するために次の3つのステップを試してみましょう。
1、今までとは違う考え方をする
2、今までとは違う感じ方をする
3、今までとは違う行動をする

失敗した時に3つのステップを踏んで、『失敗者』であることから抜け出しましょう。自滅的に感じたり、破滅的行動をとったりしていたら、自分への反論を試みるのです。この反論を繰り返すことで、健全な感情を取り戻し、正しい行動を取れるようになります。

自分を不幸にさせているのは主に自分である。だから自分の不幸を止めることも自分でできる。絶対にできる。

悲観的になるのは、自滅的傾向をもつ思考と感情と行動から成り立っていますから、これを直すために思考・感情、行動をコントロールするすることから始めましょう。自分の思考を変え、自分の感情を変え、自分の行動を変えれば、嫌な状態から抜け出せます。

まとめ

悲観的、自滅的な状態に陥ったら、自分に反論してみましょう。論理療法を活用し、自分の思考、感情、行動を変えてみるのです。今までとは違う考えを取り入れたり、感じ方を変えてみるのです。思考と感情を変えることで、正しい行動を選択できるようになります。思考・感情・行動を変えることで、結果が変わり、幸せな気持ちを取り戻せます。

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