会合に参加するときは、一番前に座りましょう。(H・ジャクソン・ブラウン)
仲良くなりたい人、憧れの人に貢献しよう!
昨日、今日とH・ジャクソン・ブラウンの明日を生きる言葉―幸福な人生に必要な511の知恵を再読しています。本書の中の511の言葉からはいつも気づきをもらっていますが、彼の冒頭の言葉が先日のサードプレイス・ラボの朝日一惠さんとの対談とシンクロしました。
朝日さんは人脈を作りたければ、コミュニティのハブになっている人と仲良くすべきだと述べていました。お金を払ってセミナーに参加すれば、講師とは対等の関係になれます。お客様をないがしろにおする講師はいませんから、そこで彼らと仲良くなる方法を考えるのです。講師であるコンサルタントや著者、経営者を身近な友達と捉えるために、自ら相手との距離を縮めてみるです。
■セミナーでは最前列に座り、相手に認知してもらう。
■質問をして、相手の関心を引く。
■セミナーの手伝いを買って出る。
■仲良くなりたい講師がいたら、なんどもセミナーに参加し、事務局を手伝う。
などの努力を重ねるうちに、何人もの著者と朝日さんは良い関係を作り、現在のコミュニティマネジャーとしてのポジションを獲得したのです。今ここに集中し、相手に貢献することで、自分の未来を変えてしまったのです。
過去の延長線上に未来があるのではない。未来は今から作り出すものだ。(朝日一惠)
今持っているものや過去の経歴を気にするのをやめ、未来を変えるために、今を大切にしましょう。なりたい自分が見つかったら、それで成功している人に会いに行き、そのノウハウを身につけるだけでなく、彼らに応援してもらうことを考えるのです。コミュニティのハブになっている人と仲良くなることで、よい人脈を築けるようになります。
「今の段階では、魅力的なプロフィールが何もない」としても、諦める必要はありません。 自分はどうなりたいのか、どういう人と一緒にビジネスをしたいのか、 といったことを思い描き、そこに向かってやれることを始めてみればよいのです。著者や経営者、コンサルタントを「かけがえのない友人」に変えるために、彼らとの関係を生み出しましょう。まずは、出会いをデザインするために、セミナーや勉強会に参加し、主催者への貢献を考えてみるとよいと思います。
「副業」ではなく、「複業」の時代
本当にしたいことは、決してあきらめてはいけません。
大きな夢のある人は、ものごとをよく知っている人よりも、 パワフルです。(H・ジャクソン・ブラウン)
人生100年時代は、今の会社に頼っているだけでは、長くなった定年後の人生を楽しめません。人生の後半戦(定年後)をエンジョイするためには、様々な働き方を組み合わせるようにするのです。「副業」ではなく、「複業(好きな仕事を組み合わせる)」で稼ぎ始めると、より多くの人に出会え、チャンスがたくさん見つかるようになります。そのために、自分の好きなこと、やりたいこと、強みを見つけることが重要です。
自分の強みはわからないことが多いですから、家族や友人に教えてもらうようにしましょう。私は人をつなぐこと、エネルギーを与えることが強みとわかってから、ベンチャーのアドバイザーやコーチになることを決め、これが天職だと実感できました。
「好き」と「得意」が見つかったら、それらを掛け合わせて、情報発信してみましょう。やりたいことを宣言し、小さなアクションを起こすと結果が出始めます。誰かがあなたの価値を必要とし、執筆や講演の依頼がきたり、新しい仕事のオファーが舞い込みます。
実際、私はブログに好きなこと、やりたいことを書いているうちに人脈が広がりました。彼らに貢献することで新たな仕事が次々決まるようになり、55歳になった今もワクワクな時間を過ごしています。いくつもの本業を組み合わせることで、多くの情報がつながり、クライアントの課題を解決できるようになったのです。
私の周りの経営者や個人事業主はいくつもの本業をもち、お財布の数を増やしています。人生100年時代を自由に生きるためには、複業をすることも選択肢の一つだと思います。複業によって、朝日さんが提唱する幸せな時間を増やすことができ、最幸な人生を送れるようになります。自分の価値でより多くの人に貢献し、感謝の言葉を受け取ることが幸せになる近道です。
まとめ
人脈を作ることで自分のやりたいことができるようになります。理想の人生を実現している人のセミナーや勉強会に参加し、彼らに貢献し、仲良くなりましょう。主催者を味方にすることで、よい人脈を築けるようになります。自分の価値がわかったら、それを発信し、新たな仕事につなげましょう。いくつもの本業をもつ「複業」を選択することで、人生をよりエンジョイできるようになります。
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