ブッダから学ぶ、怠けてばかりいる人から抜け出す方法

若くて力があるのに、怠けてばかりいる人は、何も成し遂げることができません。道を見いだすことが、できません。(ブッダ)

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若い時の私は怠け者で、いつもお酒ばかり飲んでいたのですが
明日には、きっといいことがあると楽観的に考えていました。
20代、30代、40代前半という一番大事な時を、無為に過ごしてしったのです。
そして、44歳の時に、人生で何も成し遂げてないことに気づきました。
成功した自分を若い時に夢見ていたのですが
そこにはしょぼくれた中年が一人いるだけでした。
残念ながら、お酒では人生は変えられなかったのです。

いつかは夢が叶うと思っていても、覚悟を決めて、行動しない限り
人生は変わらないとその時になってようやく気づけたのです。
少し遅い出直しでしたが、今から9年前に私は断酒を決め
自分の生活習慣を改めることにしました。
それにより、時間の重要性を理解できたのです。
自分の時間の棚卸を徹底的に行い、良い時間と悪い時間を洗い出し
悪い時間を良い時間に置き換えていったのです。
夜更かしをやめ、朝早く起きるようにして
読書などのインプットやブログを書く時間にあてたのです。

最近ではメディアの接し方にも注意をしています。
20世紀後半にインターネットが登場して以来
私たちは膨大な情報に振り回されるようになりました。
「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉(植西聰著)の中に
ネットとの付き合い方が書かれており、とても刺激を受けました。

誰でも簡単に膨大な情報を手に入れられるこの情報化社会では、ともすると、インターネットや雑誌でその職種に関する情報を見ただけで、すべてをわかったような気になってしまいがちです。でも、頭でわかったからといって、行動を起こさない人は、結局、何も成し遂げられないのです。自分の目で見て肌で感じてはじめて、得られるもの、生みだせるものがあるのです。

TVやWEB、そしてソーシャルメディアを見ているだけでは
私たちは人生を変えられません。
頭で理解しても、それを自分ゴト化しなければ意味がないのです。
受動的なメディアからの情報だけでは、人は思考しなくなるのです。
どうせ時間を費やすなら積極的に情報を取りに行ったり、発信を心がけましょう。
情報化社会こそ、自分との対話をすること、考えることでチャンスが広がります。
本を読んだり、面白い人に会うことがその入り口となり
行動を変えるキッカケをもらえることが多いのです。

昨日もブロガーの米山智裕氏と読書に関する情報交換しているうちに
彼の読書術や思考法に刺激を受けました。
米山さんと会うのはまだ2回目なのですが、ブログを読むことで
彼のセンスが私と近いことがわかっていました。
彼とのブレストでいろいろなアイデアが生まれ
早速、米山氏と新たなプロジェクトをスタートすることにしました。

ソーシャルメディア時代は、共感で繋がりをつくれますが
お互いのブログを読み合うことで、もっともっと関係を強化できます。
自分の思考をネットに晒すことで、新たな出会いも作れるのです。

52歳の私と33歳の米山氏の新しいプロジェクトは、きっと面白い成果を出せると思います。
今まで繋がっていなかった二人が、リアルで偶然出会い
ソーシャルとブログでお互いの思考を確認しあうことで
出会ってからわずか2週間で、新しいプロジェクトをスタートできたのです。

20歳の人にとっても、50歳の人にとっても、「今日」がこれからの人生で、一番若くエネルギーに溢れた日です。「若さ」というエネルギーを、行動に注ぎ込めば、必ず道が開けます。(植西聰

行動を起こすのに、遅いということはありません。
「今日」がこれからの人生で、一番若くエネルギーに溢れた日だと思って
遠慮せずにどんどん行動に移していきましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

     

photo credit: Kleans dag om SCRUM via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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