心配ごとの94%をなくす方法。

人生でたくさんの心配事を抱えてきたが、その大半が実際に起こらなかった。(マーク・トウェイン)


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心配事の大半は起こらない??

私たちの脳はネガティブなことを考えがちですが
心配ばかりしていると今ここに集中できなくなります。
いくら心配しても、自分の過去と未来は変えることができませんし
現在をよりよくすることもできません。
逆に、心配ばかりすることで
本来楽しめるはずの今という時間を犠牲にしてしまうのです。

マーク・レクラウ習慣を変えれば人生が変わるの中で
ロビン・シャーマがセミナーで話す事例を紹介しています。
これは多くのビジネスパーソンに当てはまることだと思いますから
以下、紹介したいと思います。
ある管理職の自分の心配事を分析したところ
多くのことが杞憂であることがわかりました。
心配事の 54%→たぶん現実にはならないこと
26%→変えることのできない自分の過去の行為に関するもの
10%→他人の意見
4%→すでに解決した個人的な健康問題
6%→現実に注目する必要があったのもの。
なんとその男性を苦しめてきた心配ごとの94%が
リストに書き出すことでなくなったのです。

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自分の心配事をリストアップしよう!

マーク・レクラウは心配事をリストアップして、分類するとよいと言います。
頭が心配事で支配される前に、自分に以下の質問を投げかけましょう。

自分の心配事を列挙しよう。どれが過去に関するものか?どれが未来に関するものか?どれが自分の力ではどうしようもないものか?
どれが自分の力でなんとかなるものか?(マーク・レクラウ )

過去のことを心配しても意味がありませんが
そこから学ぶことはできます。
過去の失敗に向き合い、その意味づけを変えることで
新たな気づきを得られます。
この作業を通じて、過去のトラウマを消し去ることで
心配事を減らせるようになります。

未来に関する心配は、理由を書き出し
自分の力ではどうしようもないことであれば、頭から追い出しましょう。
本当に自分が解決できるものだけが残ったら、そこに注力します。
課題を書き出し、解決策を思い浮かべるうちに、行動のヒントが見つかります。
本を読む、友人に相談する、勉強会に行くなど
小さな行動を開始することで、心配事を徐々に軽減できます。
大きなサラミの塊を小さく切り刻めば、心配事が大したことに思えなくなります。
未来の不安を取り除くために、このサラミスライス法を活用しましょう。

また、次のダライ・ラマの名言をアファメーションにすることで
自分のマインドをシフトできるはずです。

もし問題が解決できるなら、心配する必要はない。もし問題が解決できないなら、心配しても仕方ない。結局、どちらにしても心配したところで何の得にもならない。(ダライ・ラマ14世)

この言葉を知ってから、私の頭はポジティブになり
心配事を減らせるようになりました。

まとめ

多くの人は絶えず心配していますが、それは時間の無駄です。
心配事の94%は起こらないと考えると
自分のマインドをポジティブに変えられます。
頭の中から余計な情報を追い払うことで、今ここに集中できます。
心配事で頭を支配されそうになったら、それらを紙に書き出し
本当にそれを心配する必要があるのか?を質問してみましょう。
この作業を通じて、何をすべきかが見えるようになり
心配事の解決策が見つかるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
     

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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