お金に対する洗脳を今こそ解こう!

多くの人は子どものころに 、親や教師などの影響力のある人たちから 「金持ちはずるいことをしてお金を儲けている 」と教えられて大人になった 。これは、貧乏になる男がお金持ちになれない言い訳である。(スティーブ・シーボルト

多くの人はお金について考えることを悪だと教えられ、不幸な人生を送っています。
親や教師から金儲けは罪悪だと教育され、洗脳されてきたため
貧乏から抜け出せないでいるのです。
お金がないことがコンフォートゾーンになってしまうと
お金を拒否するような生き方を選択しますから、注意が必要なのです。
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金持ちになる男、貧乏になる男には、貧乏から抜け出すための
100のアイデアが書かれています。
著者のスティーブ・シーボルトの指摘は鋭く、とても勉強になります。
過去に植え付けられてきたお金に関する悪い知識を
私たちは、今こそ捨て去るべきなのです。

貧乏になる男は自己責任という考え方を嫌うので、成功者の批判をして自分のふがいなさをごまかそうとする。不幸なことに、彼らはその歪んだ価値観を子どもに伝えるから、世代を経るごとにその歪みが増幅していく。一方、金持ちになる男は自分に責任をもち、財産を築くために全力を傾ける。言い訳をして時間と労力を浪費するのではなく、創造性を発揮して問題解決のために時間を有効に使う。

成功者の批判をする暇があるなら
自分の成長のために時間を使うことを考えましょう。
愚痴や批判は精神的な停滞をもたらし、自分の家族にも悪影響を及ぼします。
貧乏であることの原因を見つけたら、思考を変えることを意識して
金持ちになるための行動を今すぐスタートするのです。

貧乏になる男は金持ちを批判するために著名人の金銭スキャンダルを引き合いに出す。一方、金持ちになる男は世の中の問題を解決するために新しいアイデアを探し求める。つまり、貧乏になる男は言い訳することと批判することに、金持ちになる男は行動することと業績を上げることに意識を向けるのである。

スティーブ・シーボルトが指摘するように
貧乏になる男は言い訳することと批判することに注力します。
もし、こういうネガティブワードが周りで語られたら
さっさとその場を離れるのが賢明かもしれません。
ネガティブな思考は伝染し、まずます行動を起こせなくなるからです。

お金は邪悪だと言う人が現れたら、すぐに身を遠ざけよう。その人は貧乏神だ。(アイン・ランド)

逆に、ポジティブな人との時間を作り出しましょう。
勉強会やセミナーに参加して
彼らの思考や行動力をモデリングすべきなのです。
自分の意識を変えて、人付き合いを変えることが
貧乏から逃れるためのスタートラインかもしれません。

貧乏になる男はたえずお金の心配をしているのに、お金の重要性を否定する。子どものころに 「お金は大切ではない 」という考え方をたたき込まれたからだ。一方、金持ちになる男はこうしたマイナスの信念を排除し 、財産を築くことに集中する。

基本的には思考を変えて、プラスの信念を持つことだと思います。
お金に対するイメージを邪悪なものから
自分の人生に役立つものに変えていくべきなのです。

金持ちの成功の要因は知能や学歴が高いことにあるのではなく、若いころからプラスの信念を身につけていることにある。それが夢と目標に向かって前進する原動力になっているのだ。彼らはお金について夢を見て、それを手に入れ、さらに重要な目標を追求する。心理学者マズロ ーの言う 「自己実現」をめざしているのだ。自己実現とは、潜在能力を最大限に発揮して自分らしさを追求することである。

また、「自己実現とは、潜在能力を最大限に発揮して
自分らしさを追求することである。
」というマズローの言葉が
私の中で、改めて意味を持ち始めました。
人生を変えるためには。潜在意識を変えることが重要なのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
   
photo credit: Hello My Name is Wealth via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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