生産性を上げるための作業興奮とは何か?脳の特徴を知って、ハッピーになろう!

楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。(ウィリアム・ジェームズ)

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ウィリアム・ジェームズのこの名言が大好きです。
これに似たことを脳科学者の築山節氏が言っています。
顔の筋肉を動かす(笑う)ことで、脳をハッピーにできるのです。

人の行動と脳の働きは連動しています。ふつうは何か面白い・楽しいことがあると笑うというプロセスですが、顔の筋肉などを笑顔の形にするとその信号が脳にフィードバックされ、面白い・楽しいと感じてしまう。脳も笑ってしまうんです。(築山節)

私は、朝から快活に過ごすために、起きた瞬間に鏡の前に立ち
大きな笑顔で、自分に向かっておはようと挨拶します。
たったこれだけで、一瞬で気分がを明るくできますから
毎朝の鏡の前の儀式を習慣化しています。

築山節氏は、作業興奮を使うと、脳をアクティブにできると言います。
心理学者クレペリンが見出した作業興奮とは
具体的に動くと気分がだんだんと盛り上がり、やる気が出てくることを指します。
作業興奮には、脳の一部である「側坐核」が関与していますが
実際の行動で刺激されることで側坐核は活発になります。
これが活発になるとスイッチがオンされた状態となり、私たちは集中できるのです。

人間の脳ってヘンなもので、小さな任務でも完了させると気持ちいいと感じるんです。簡単なことでも量的にこなせるとうれしい。それが自分への精神的なご褒美になって、脳のエンジンギアが一段も二段も上がって、その後の仕事がうんとはかどる。会社に到着して、机の上を整理整頓することも、同じように作業興奮による脳のパワーアップ作用が期待できます。

簡単なことを始めることで、作業興奮を得られます。
私は毎朝の笑顔の儀式の後に、日記とブログを書くことを習慣にしています。
この毎朝の書く習慣によって、私は達成感を得ています。
記事を一本書き上げることで、私の脳のスイッチはオンになり
やる気がチャージされるのです。

私はこの後、散歩に出かけ、脳を活性化させます。
朝の脳のウォーミングアップには、散歩が最適です。
足を動かすための機能は、頭頂部に近いところにある脳領域が担っているため
歩くうちに血液が脳の高いところまで汲み上げられていくのです。
その結果、脳全体に血液がめぐりやすくなります。

毎朝の小さなタスクを習慣化することで、達成感を感じられます。
小さな任務を完了させることで、脳が満足して、次の行動を加速できます。
会社に到着する前に、脳をハッピーな状態にしておくと
間違いなく仕事がはかどります。
脳のウオーミングアップが、一日の生産性を焼かめてくれるのです。
これらを習慣化することによって、私は人生をハッピーにできることに気づけました。
このように脳の特徴を理解すると、幸せになれるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: Faces – sound designer via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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