GREAT LIFE (グレートライフ) 一度しかない人生を最高の人生にする方法(スコット・アラン)の書評

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GREAT LIFE (グレートライフ) 一度しかない人生を最高の人生にする方法
スコット・アラン
ディスカヴァー・トゥエンティワン

本書の要約

自分の人生をより良くするためには、自分自身の信念を見直すことが大切です。ネガティブな信念に固執している人もいるかもしれませんが、それを変えることは可能です。ポジティブな信念に置き換えることで、人生をより良いものに変えることができます。

自分の人生のルールを書き換えよう!

信念は人生の質に大きな影響をおよぼし、素晴らしい人生か退屈な人生のどちらになるかを決定づける。 もし自分の信念が夢や目標の邪魔になっているなら、成功に役立つポジティブな信念と取り換えるべきだ。 信念は永久に不変ではなく、それを変える勇気があれば、いつでも変えることができる。(スコット・アラン)

人生をより良くするためには、いくつものルールが存在しますが、多くの人がそれを知っていても、実践しないことがあります。私も44歳まで、このルールを実践しないまま生きてきました。しかし、アルコールをやめ、人生を変えることを決めた後、書籍やコーチから学んだルールを実践することで、自分自身の人生を変えることができました。

本書GREAT LIFE (グレートライフ) 一度しかない人生を最高の人生にする方法には、これらのルールがコンパクトにまとめられていますので、以下にそのエッセンスを紹介します。

人生をより良くするためには、大切なのは自分自身の信念を見直すことです。ネガティブな信念に固執している人もいるかもしれませんが、それを変えることは可能です。ポジティブな信念と交換することで、人生をより良いものに変えることができます。

例えば、「私は不幸な人生を送っている」というネガティブな信念は、「私は充実した人生を送っている」というポジティブな信念に変えることができます。「成功に必要なものは何ひとつない」というネガティブな信念は、「成功に必要なものはそろっている」というポジティブな信念に変えることができます。

①自分が持っている役に立たないネガティブな信念を見きわめること。
②その信念を疑って力を弱めること。
③その信念を捨てて、新しいポジティブな信念と取り換えること。
④新しい信念を体現している自分自身をイメージすること。
⑤行動を起こして新しい信念をたえず強化すること。

これらのステップを実践することで、人生を変えることができます。多くの人々がこの方法を使って人生を変えてきました。あなたも自分自身の信念を見直し、ポジティブな信念に変えて、人生をより良いものに変えることができるのです。

自分の習慣を変える7つのステップ

私たちは習慣を繰り返すことによって人生を形づくる。

私たちは習慣を繰り返すことによって、自分自身の人生を形づくっています。しかし、時には悪い習慣が私たちの人生に悪影響を与えることがあります。そこで、改めるべき悪い習慣をひとつ選び、その習慣を改めることに意識を向けることをお勧めします。

悪い習慣を改めるためには、以下の7つのステップを踏むことが重要です。
①自分が抱えている問題を特定する
まずは、自分が改善したいと思う問題を特定しましょう。例えば、健康に問題がある場合は、運動不足や食生活の乱れなどが原因となっている可能性があります。

②その原因である悪い習慣を見きわめる
次に、問題の原因である悪い習慣を見つけましょう。例えば、運動不足の原因が、運動をする時間がないということであれば、時間管理が悪い習慣である可能性があります。

③悪い習慣を打破するための3週間の行動計画を立てる
悪い習慣を改善するためには、3週間の行動計画を立てて実践することが効果的です。この期間は、習慣を変えるために必要な時間とされています。

人生を変えるために新しい習慣を身につけようとすると、課題の大きさに圧倒され、うまくいかないと挫折感にさいなまれがちです。習慣を変えるためには、「3週間の挑戦」が効果があります。この挑戦は、3週間にわたって何らかの行動を積み重ねるエクササイズであり、目的は3週間後に目標を達成することです。

④3週間後の進捗状況を把握する
3週間後には、悪い習慣を変えるための行動計画が終了します。その時に、自分の進捗状況を把握してみましょう。改善が見られた場合は、続けていくことが大切です。習慣を変えるためにかかる時間はその悪癖によって時間が変わります。アルコールやタバコをやめるためには、それ以上の時間がかかりますから、あきらめずに習慣を改善するよう努力をつづけましょう。

⑤さらに3週間の行動計画を立てる 3週間の行動計画が終了した後、改めたい習慣が完全に改善されていない場合は、さらに3週間の行動計画を立てましょう。習慣を変えるためには、継続的な努力が必要です。

⑥悪い習慣が再発しないように気をつける 

⑦自分の長期的な変化に意識を向ける

新しい習慣を身につけるには、毎日継続して最短でも3週間の時間が必要になります。 従来の行動パターンを改善し、新しい習慣を身につけるための3週間を過ごすことで、自分の行動を改善できます。私も断酒を含めいくつもの悪癖をこのメソッドで改善してきました。

あなた自身をよりポジティブな存在に変える方法の一つは、「バックキャスティング」と呼ばれる手法です。これは、未来の自分を想像して、その状況から遡って現在に至るまでのアクションを想定し、それを習慣化することで、望む未来を実現する方法です。

バックキャスティングを実践するには、以下のステップを踏むことが重要です。
①自分が手に入れたいものを明確にする:望む未来の姿をイメージして、自分が手に入れたいものを明確にしましょう。

②毎日、計画に取り組む:その目標を達成するために、その日、その週、その月にどのような行動を取るべきかを考え、計画に取り組みましょう。

③必要な習慣を身につける:目標を達成するために必要な習慣を身につけ、習慣化することで、目標達成がより容易になります。

④進歩の邪魔になるものを排除する:進歩の邪魔になるものをすべて排除し、目標達成に向けた障害を取り除きましょう。

バックキャスティングは、望む未来の姿を明確にするだけでなく、目標達成のための具体的なアクションプランを作成することができる手法です。この手法を実践することで、自分自身をよりポジティブな存在に変え、自分が手に入れたいものを実現することができます。私もこのメソッドを活用することで、著者や社外取締役、大学の特任教授になることができました。


 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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