楽観主義こそが夢の原動力!人生はいつも「今から」(三浦雄一郎著)の書評

習慣化

夢や目標に至る道は一歩、一歩の積み重ねでしかない。山は、一つの分かりやすい目標である。目標が山の頂上だから、まず、ルートを考える。夢の頂上があって初めて、具体的に計画して、最後に一歩ずつ登っていく。あきらめないで登っていけば、気がついたときには日本一の頂上に着いているし、あるいは8000メートルまで到達することもできるかもしれない。だからこそ、一歩ずつの積み重ねが大事だと思う。世界の最高峰エベレスト8848メートルも、歩幅わずか何十センチの積み重ねである。(三浦雄一郎)

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人生はいつも「今から」三浦雄一郎著)を読むと、老いることも怖くなくなります。
70歳でエベレストの登頂に成功した三浦氏の言葉は、私たちに活力を与えてくれます。
不規則な生活を続けていた三浦氏は、65歳になって、体力の衰えに愕然とします。
家族が夢を、次々実現していく中で、このままでは終わらないと覚悟を決め
エベレスト登頂を宣言し、過酷なトレーニングに取り組み始めます。
5年後の目標に向かって、一歩一歩進みはじめ
70歳7ヶ月でエベレスト登頂最高年齢記録を達成するのです。

80歳を過ぎても、テニス、ゴルフ、水泳を楽しむという目標であってもいい。要は、自分をワクワクさせてくれるような目標を見つけることだ。ワクワクするような目標でなければ、長つづきしない。長期的展望に立ち、ムリをせず、楽しくやれるものを探してみる。それに向かって、自分のできることを少しずつつづけるだけである。それさえできれば、心も体も元気を取り戻せるのは目に見えている。

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多くの日本人が、健康のためにウォーキングをしたり、ジムに通っていますが
その先の目標を考えてエクササイズをしたほうがよいと三浦氏は言います。
三浦氏はエベレスト登頂を決めた後
左右の足と背中に錘をつけ、トレーニングに励んだそうです。
5年後のエベレスト登頂という目標が、三浦氏の運動の質と量を変えたのです。
私も自分の目標達成のために、長生きすることを今年の5月に決め
食生活の改善と運動を心がけていますが
本書を読むことで、運動の価値を再確認できました。

三浦氏は、目標を日誌に記すことも効果的だと言います。
今日、何を行ったか?
どのように行ったか?
それについての感想を書くことで、夢が身近になり
新たな目標が、次々、芽生えてくるのです。

また、歳だからだとか、時間がないという言い訳はやめたほうが良さそうです。
逆に歳をとったのだから、できることを考えれば良いのです。

人はよく、時間がないという。それは限られた時間しか所有していないことへの気づきがないだけだ。いかにムダな時間を費消しているかの認識に欠けているだけだろう。いかに人生を、時間を、有効に活用していくか。これが生きざまを充実させるための、キーワードだと思う。たった一度の人生だから、思い切ってやってみよう。それだけである。そして、目標を達成するには、ハングリーでなければダメである。自分はまだここまでしかやっていないという、ハングリー精神を常に持っていなければならないと思う。未知の世界を知る好奇心、冒険心は特別なものではなく、人間だれしも持っている本来的なものなのだ。

時間を有効に使うこと、ハングリー精神を持つことが夢の実現には必要です。
三浦氏は、何があっても諦めないマインドを鍛え、楽観的に考えろと言います。
良い結果には満足し、悪い結果は気にしない楽観主義こそが
夢を実現する原動力なのです。
歳は夢の実現の妨げにはならない
自分のやりたいことをやろうという三浦氏の考え方に触れることで
60歳定年引退という考え方が、全く意味がないルールだということを実感できます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
   

photo credit: Llegada a la cumbre del Everest y regreso via photopin (license)

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