ストーリーマーケティングを個人も取り入れた方が良い理由。

あなたが人を動かせるかどうかは、あなたが何を言うかではなく、 どのように語るか、 そして、あなたがどういう人間かにかかっている。(アネット・シモンズ)

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自分のストーリーをつくることで、人との関係を強化できます。
知性を養って、体験を増やし、創造性を高めれば
いつの間にか自分のストーリーを紡げるようになります。

読んだ本、会った人、行った場所、経験したことを絶えず記録し
自分が得たものを言語化していき、ストーリーにするのです。 
書くことで体験が記憶に残り、自分の価値として人に伝えられるようになります。
それを続けていくと、自分のやりたいことが見つかり
ますます自分のストーリーに磨きがかかるはずです。  

見たもの全て、読んだもの全てからヒントが見つかるようになり
それをストーリーに組み込むことで、ますます自分の価値を高められるのです。
アイデア力・行動力もアップするので、あなたの周りに人が引き寄せられ
エネルギーがどんどん強くなっていきます。

また、自分のメッセージをストーリー仕立てにすると
相手も話をイメージしやすくなり、伝わるようになります。
自分の言葉で自分を語れるようにするためにも
日頃から文章で表現する癖をつけると良いでしょう。
書くことで自分のワクワク感を、ストーリーにして語れるようになります

集まった人と共にプロジェクトを作り、自分の価値を提供し始めると
世の中の課題を解決できるようになり、その実績からあなたへの信頼や共感が生まれるのです。
このストーリーをつくることで、パーソナルブランディングが強化されるのです。

自分のストーリーを生み出すことで
新たな出会いをデザインしたり、仲間との関係を強化できます。 
個人にもストーリー・マーケティングの手法を取り入れるべきだと思い
私は日々の体験や読書記録を通じて、自分の成長をブログで綴っているのです。

アルコール依存症から著者に生まれ変わった今までの体験やノウハウを
私はストーリーにして語ることで、読者の方の共感を得ています。
ダメダメだった自分が変われたのも、過去の出会いや読書のおかげです。
習慣化の力に気づかせてくれた多くの人のおかげで今があるのです。

昨日はロン・ハワード監督の最新作の「白鯨への闘い」を鑑賞しました。
前半のパワフルな鯨との闘いから、後半の227日に及ぶ漂流生活を通じて
生きる力?とは何か?人間の尊厳とは何か?を考えることができました。
ロン・ハワードの映像美、クリス・ヘムズワークの演技も素晴らしく
大人が楽しめる作品に仕上がっていると思います。
H・メルヴィルの「白鯨」がモチーフになされていて
ストーリー展開、場面構成も完璧で、飽きることなく映画を楽しめました。

ロン・ハワードもストーリーマーケティングを駆使しています。
登場人物の過去と現在のストーリを幾重にも
組み合わせることでより作品に魅力を持たせています。
大海原の自然の美しさ、金を求めて集まった捕鯨船員の人物描写、鯨との迫力ある映像など
いくつもの視点で楽しめるオススメの一作です。
自分の価値を成長を通じて、語ることを「白鯨への闘い」からも学べました。
見たもの、体験したものを日々記録し、ストーリーの中に取り入れることで
自分を魅力的な存在に変えていきましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

   

photo credit: Humpback breaching via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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