おめでたい人は、なぜ運が良いのか?

「おめでたい人」は、たとえ失敗してもくよくよせずに「まあ、いいか」と考えるから、場当たり的であってもいろいろなことにチャレンジできる。その特徴を一言で言えば「考えても仕方ないことは考えない。まず行動する」ということになるだろう。理論に縛られるより、さまざまな体験・経験ができる。結果として、多くのことを学んでいくわけだ。(和田秀樹)

スクリーンショット 2016-06-30 7.43.42

和田秀樹氏「おめでたい人」の思考は現実化するを読むと
行動する勇気をもらえます。
これからはおめでたい人が、生き残っていくという著者の主張には共感を覚えます。

おめでたい人は、たとえ失敗してもくよくよせずに
「まあ、いいか」と考え、どんどん次の行動につなげていきます。
ある意味、夢が実現するのは、当たり前だと考えているのです。
チョロイことだ!自分にはできるはずだ!と思って
行動しているので、おめでたい人の夢は次々に叶っていくのです。

彼らは失敗が怖くないので、いろいろなことにチャレンジします。

「どうせ女性にふられるなら、ブスにふられるより美人にふられるほうがいい」という考えで美人を誘ったら意外にもデートができた、などという経験をすると、「やってみないとわからないもんだ」と学習するから、また「当たって砕けろ」の方針で何でも挑戦をするようになる。女性を口説くときだけでなく、ほかの仕事にもチャレンジしやすくなりがちだ。こうして、行動と結果の好循環が始まることになる。

女性にふられることも怖くないので
美人にも声をかけるという和田氏の説明には笑いました。
確かに美人にブ男のカップルを街でも、よく見掛けますが
それにはちゃんとした理由があったのです。
やってみないとわからない!
当たって砕けろというマインドを持ったおめでたい人になれれば
確かに人生はワクワクなものに変わりそうです。

あるいは、自分は運がいいと思っている人は、ものごとに尻込みせずに挑戦するから、おのずとたくさん場数を踏むことになる。その中で成功体験があると、自分の運のよさをさらに信じることができるわけで、これまたいい循環につながる。つまり、ものごとを楽観的に見ることで、成功の絶対数は増える。チャレンジの数=打数が増えるからだ。大事なのは打率よりもヒット数だから、「やってみる」のと「尻込みして動かない」の違いは大きい。

運がいい人とは、行動を最大化できる人なのです。
以前ご紹介したイギリスの心理学者のリチャード・ワイズマン
運の良い人の法則を4つ挙げています。
行動を最大化しているからチャンスをたくさん見つけられるし
チャンスの存在に気付いたら、さっさと行動できるので
運がますますよくなるのだというワイズマンに説明は、確かに的を得ています。

■法則1 チャンスを最大限に広げる。 運のいい人は偶然のチャンスをつくりだし、チャンスの存在に気づき、チャンスに基づいて行動する。
■法則2  虫の知らせを聞き逃さない。 運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする。
■法則3  幸運を期待する。 運のいい人は将来に対する期待が夢や目標の実現をうながす。
■法則4  不運を幸運に変える。 運のいい人は不運を幸運に変えることができる。

運の良い人は、あきらめない人だということがよくわかります。
おめでたい人は突拍子のないことを考え、自分からチャンスを生み出します。
また、失敗を恐れずに、行動を続けられるので
次々とチャンスをつかんでいくのです。
日英2人の心理学者の言葉を読んでいて
おめでたい人=運が良い人なのだと私は思い始めました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

和田秀樹氏の関連記事はこちらから
リチャード・ワイズマンの関連記事はこちらから

私の好きな本や自分の著書をピックアップしています。
ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。

    

    

photo credit: EverydayAGift via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上名言その他ブログアイデアクリエイティビティライフハック
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
起業家・経営者のためのビジネス書評ブログ!
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました