パム・グラウトの「感謝」で思考は現実になるの書評

ナポレオン・ヒルは「思考は現実化する」と言った。だがじつは、本当の力は、「思考」の中の、「感謝」にある。もしもあなたが今、過去のことをくよくよと思い悩み、うまくいかない現実しか見えなくなっているのなら、今すぐに考えるのをやめて、代わりに感謝をしてみよう。(パム グラウト)


photo credit: MikeSpeaks Think via photopin (license)

感謝で思考は現実化するのか??

大好きなパム・グラウトの新刊感謝」で思考は現実になるがリリースされたので
早速、書評を書いてみたいと思います。
実際、こうして、思考は現実になるを読んで以来
彼女のマジックのおかげで、私はいくつもの夢を叶えてきました。
彼女の言葉のパワーは今回も健在で
本書にグイグイ引き込まれ、一気に読了しました。

パムは思考の本質が感謝であることを解き明かし
日常生活の中で「猛烈に感謝」すると言うアイデアを披露しています。

この本で言っている「感謝」は、そんな薄っぺらなものではない。これを、「猛烈な感謝」と呼んでもいいし、「見境のない感謝」と呼んでもいい。とにかく、口だけの、甘ったるい、感傷的な「感謝」とは違う。どういうことなのか説明しよう。私たちの人生には、うまくいっていることが数え切れないくらいある。しかしそれは、意識して見つけようとしないと、そして見つけたらすぐに感謝をしないと、頭の中にある意地悪な声にすべてかき消されてしまうのだ。

私はロンダ・バーンジョー・ヴィターレのおかげで
感謝のパワーに気づき、日々、感謝日記をつけています。
実際、感謝の気持ちを持って、 自分の人生をフォーカスすると
美しいものや、 すばらしいものばかりが見つかるようになります。
感謝を意識するだけで、私たちの脳は幸せになれます。
パム・グラウドは感謝のレベルを猛烈に高めることで
より幸せを味わえると指摘しています。

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なぜ、猛烈な感謝が必要なのか?

パムは、感謝する対象を見つけるのは、一種の「戦い」だと言います。
感謝の気持ちを失うと、頭の中の意地悪な声に人生を占領されてしまいます。
嫌なニュースを聞いたり、トラブルが続くとネガティブな思考にとらわれ
「自分の人生は最低だ」と言うイメージを頭の中に築きます。
このネガティブな声ばかり聞いていると
本来、見つけられるはずの素晴らしいチャンスに気づけなくなるのです。

猛烈な感謝を自分の習慣にするために
「すべてに感謝する」ことが大事だとパムはアドバイスしています。
この時、不幸だと思えることにも感謝することがポイントになります。
■山になった請求書に感謝する。
■予期していなかった病気の診断に感謝する。
■酔っ払って新品の力ーペットの上に吐いた友人に感謝する などなど
嫌な体験にも感謝することを習慣にしましょう。

よく見えようが悪く見えようが、あらゆる物事に感謝するこれが私の言う「猛烈な感謝」だ。猛烈な感謝、見境のない感謝は、FP(Field Of Infinite Potentiality=可能性のフィールド)への入り口だ。感謝は、FPの中心に直接つながっている。FPのことを宇宙と呼ぶ人もいれば、神と呼ぶ人もいる。 感謝の周波数に乗れば、自分で努力しなければならないことはもうほとんどない。

「猛烈な感謝」を実践していると、人生がうまくいくことに気づけるそうです。
感謝すること。人生の「いいこと」のすべてに気づくことが
最高にすばらしい人生を実現するための入り口なのです。

嫌なことが起こっても、イライラするのではなく
感謝の気持ちを抱くだけで、自分のマインドをポジティブに変えられます。
人間の脳の特性を理解し、思考を現実に変えていくのです。
その際、欠かせないのが「猛烈な感謝」なのです。

人間の脳は、無限に広がる可能性にアクセスし、「さてこの人は、恋人とけんかするんじゃないか?とばかり考えているから、それを届けてあげよう」とか、「ずっとお金の問題がないか考えているから、ひとつ支払期限の過ぎた請求書でも届けてやるか」などと考える。つまり、人間の脳は、幻想と現実の区別がついていないから、「こうだったらいやだなあ」「こうだといいな」などの思考の中から、できるだけたくさん考えていることを選んで、現実にしようとするのだ。

今日から、間違ってもダメなことを考えないようにしましょう。
悪いことを引き寄せてしまうのですから!!
「神経科学ジャーナル」誌によると、機嫌が悪い状態の人は
脳の視覚野と呼ばれる部位(見ることを司る部位)、情報を正しく処理できなくなるそうです。
逆に機嫌がいい人は、機嫌が悪い人に比べ
探し物が見つかる確率が50パーセントも高くなります。
この実験結果を信じるなら、いつでも自分の状態を朗らかにすべきです。
その際、必要なのが猛烈な感謝の気持ちなのです。

まとめ

不機嫌な態度で暮らしていると、良いことは起こらなくなります。
自ら情報を遮断することで、チャンスを遠ざけてしまうのです。
腹を立てたり、不幸なことを考えるのを今すぐやめて
感謝を習慣にして、フォーカスするものを変えましょう。
私も今まで以上に感謝の気持ちを強くして
猛烈な感謝を意識していこうと決めました!
「今ここ」に猛烈に感謝することで、人生をエンジョイできるようになるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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